小松弘子のブログ

やさしいエッセー

2020-01-04から1日間の記事一覧

作曲とユーチューブ

作曲教室に通ってから早や一年半が過ぎた。それまでの月日を振り帰ってみると悪戦苦闘の連続だった。自分のオリジナルの唄を将来作ってみたいと思っていたのは事実である。しかし、作曲に関することは何にも知らない自分を思うと、あくまでも夢だったのに、…

昭和の歌と作詞

私は歌が大好きだ。物心ついてから生活の中にいつも歌があった。一日中どこからともなく、昭和の歌が流れている時代だった。多分、同世代の人達も同じだろう。「リンゴの唄」、「東京ラプソディー」、「リンゴ追分」、「哀愁列車」、「赤いランプの終列車」…

イカナゴ騒動

早春のすがすがしい空のもと、今日も私は、浮き浮きした気分で、体操教室に足を運んだ。 教室の前で何やら騒々しい声がした。足を速めてその輪の中に入った。 「ねえ、ねえ。今朝のテレビのニュース、見た?」 「見たわよ。まったく、すごいよね。今年のイカ…

教室の仲間たち

三月に入り、ようやく季節は春らしい日が増えてきた。教室に通って一年が過ぎた。今日も私はいそいそと体操教室に顔を出した。 「お早う」 「まだ、寒いわね」 「あなた、随分姿勢が良くなったわよ」 いつもの会話の始まりである。 早春の木々のきらめきと、…